2011年10月12日水曜日

名古屋の帰りに飲みに行って地雷を踏む

名古屋でもちょっと飲んだけど、それはいつも通り。
どっちかといえば食で感動。土曜日の昼に食べた鴨は「ふふふふ」と声出して笑いたくなるほど美味かった。ああいう店を東京で見つけてないのは辛い。

折角の乗り放題切符。途中下車をして飲みに行った。

1軒目。カクテルも売りのお店。
バックバーにバーボンの並ぶ席へ座る。1杯目はスレッジハンマー。飲みながら棚の奥を見るとメーカーズマークのブラック発見。普段飲む酒でもないが、終売になり価格高騰中。ショットの価格を聞いてみると普通の値段。終売になる前に仕入れていたのだろう。
バーボンの棚の一番前の列にこれ発見。

ヘヴンヒル系。好きだわ。
この一杯を飲んで途中下車は間違ってなかったと思う。
その次はメーカーズマークブラック。飲む順番間違えた。

そしてグレングラントの古い奴。

美味い。しかしやはり飲む順番間違えた。度数的にも逆だったな…

〆にもう1杯カクテルをいただいて店を後にする。

そしてもう一軒寄ったのだが…
モルトの品揃えが結構よいお店。
何軒もバーを飲み歩いたおかげか初めて会ったバーテンの最初のそぶりで「あ、ボクこの人とは合わない」って何となくわかるようになっている。この時もそう感じた。しかし、それがまさか現実になるとは思いもしなかった。

1杯目を頼んでバーテンさんと話をしているとちょっと離れた場所に座っている客が話しかけてきた。
客:「スコッチ詳しいんですね」
僕:「いえ…」
客:「僕はバーボン派だからスコッチわからなくて」

僕:「そうなんですか、ぼくも元々バーボンが好きなんですよ」
客:「ほんとですか?」

その後当然の如く「好きなバーボン」を聞かれたので「ターキー8年」「エヴァンウィリアムス12年」「オールドエズラ12年」「バージンバーボン7年」あたりを答えたけど、イマイチ反応が悪かった。
結局のところ、バーボン派といってもジムビームをよく飲んでいるだけらしい。それも黒を飲むことを主張していたが、普段ジムビームを飲まない僕からしたらそれが如何ほどの価値かわかりもしない。
その人曰く「コスト的に合わないから黒を置いている店は中々ない」とか…今度飲んでみよう。
# 安い場合ならそれはあり得るが、数千円の酒だと思うんだけど…

で、結局その後も酒に関して色々聞かれて、しかも僕の嫌いな持ち上げるタイプ。「酒詳しいですね」って言われても嬉しくもないし、御輿にされて不快感だけが募る。
そんな折、「色々なスコッチを飲みたい」みたいな話が出たのでうっかり静岡で一番スコッチを置いているであろう店の名前を出した(このこと自体は当然だと思うのだが)。するとバーテンの機嫌が一気に悪くなったようだ。
「身ぐるみはがされてもいいなら行ってみてください」
みたいなことを言っていた。

行った経験から言わせてもらえば、そんなことはない。確かに高額商品が多い。だがそれはその価値に見合っていると思われるものばかり。そして同じものを置ける店が全国でそれほど無い。そういう品揃えの店なのだ。
であれば値が張るのも仕方あるまい。そもそもその店は1杯の値段がボトルに書いてあったはず。ボられるわけがない。

しかし、恐らく近隣店から嫌われているんだろうな…少なくともあのバーテンの態度を見る限り。
# 品揃えは兎も角ぼくは接客されたバーテンがよくなかったのであの店には2度と行っていない。

なんにせようっかり地雷を踏んでしまい、バーテンに会話を中断されたので店を後にした。
「やっちゃった…」
そんな気分で家路についた。



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