水戸のバー巡り

田舎（と言うと失礼かな？ごめんなさいm(_ _)m）をナメたらいかん。

家を出るのが思いのほか遅くなり、念のため家でホテルを調べたら概ね満室。

でも「何とかなるさ」と気楽に考え水戸に着いたのは夜の九時。それから７件ホテルをあたりどうにか部屋を確保。「水戸なら二千円台で泊まれますよ」という事前情報からは想像も出来ない１泊１万。

部屋に荷物を置いたら水戸のバーへ繰り出す。

１件目はアンバーハウス。

ここのマスターがドクロのニット帽かぶったら松本零士先生に似てるかも？それが第一印象。ご本人には言えませんでしたが…

店に入ると大音量でCDの再生中。このお店には40年前のJBLのかなり大型なスピーカーが置いてある。マスターに聞いたところアンプはマークレビンソンだとか。尚、何時も大音量で鳴らしているわけではなく、僕が行った時にたまたま聴きたいと申し出たお客さんがいたのでそうしていたとのこと。ウッドベースの弦の音が生々しい。

店にやたらと酒が置いてある。グッズも少々。ただし、バックバーに出してある酒はショットで飲めるがその他の物に関しては販売商品もしくはキープされているものの様。残念。

しかし置いてある酒が凄い。個人的な趣味になるけど、ハイランダーインのグレングラントを発見。生まれ年である1970年蒸留のグレングラントが気になるという話をしたら次に出てきたのがピアレスの32年。33年は何度も飲んでいる大好きな銘柄だけど32年は初めて見た。これも非常に濃いシェリーで飲んでみたい。どちらも売ってもらえるとのことだがお値段の方が^^; そういった僕の個人的な趣味の銘柄だけでなくその他も大量。眺めるだけでも価値あり。

この店は歴史があるおかげかバーボンも中々。店の品揃えからすると少ないが、いきなり「ジョシュアブルックス16年」などと書いてあるタグ発見→速攻注文。出てきたボトルを見ると15年だったのが少々残念だけど、その旨バーテンさんに注意して結局飲む。だって値段的には15年でも全く問題ない安さだったもん。この値段なら15と書いてあっても飲む。その後ROCK HILL FARMSとWATERFILL AND FRAZIER 18yoを頂いた。記憶力が非常に悪いので自信がないけどどちらも初めて飲んだ銘柄だと思う。

送信者 Bourbon

送信者 Bourbon

結局バーボンしか飲まなかったけど非常に満足。

この店で思い出したのが某バーテンさんに言われた言葉

「田舎の金持ちナメちゃいけない」

そうだよなぁ

２件目はセレーネという店へ移動。

曖昧な記憶ながら飲んだものを書くと

1. 赤ワイン＋チーズ盛り合わせ
2. ソサイエティ・クライヌリッシュ
3. ソサイエティ・ダフタウン
4. ジョージTスタッグ 2009
5. スレッジハンマー　（和三盆でお願い）

あれ？こんなけしか飲んでないとしたら結構高かったなぁ…多分他にも何か飲んだのに思い出せなくなってる^^;

バーはどちらも良い店でした。

が、しかし、朝ホテルのチェックアウトで一気に機嫌が悪くなる出来事が。

僕の前の女性がカードで支払いその処理に時間がかかっていたので

「キー置いておけばいいですか？」

と聞くとフロントの男の人はこっちも見ずに

「はい」

と返事をするだけ。女性が出てきて

「お預かりします」

とだけ言うので

「チェックアウトですよ」

と言うと

「はい」

と返事をするだけ。流石に頭にきて

「ありがとうございましたとか言わないんだ」

と言い残しその場を去る。

ホテルの接客ってそんなものなのかもね。K成ホテルさん。