人からどう見られているか、これは気にならないと言えば嘘になる。気になる。
ここ数日睡眠不足だったのだが、折角の金曜日。明日は幾らでも寝ていられるという安心感から飲みに出かけた。1件目は湯島。マスターと二人だけになったときに話をしていると、
「若いころのイケてる写真載せてちゃダメですよ」
いやいや、今の写真を載せる勇気は無いですぜ。あれだから洒落になると思ってるし。
その後地元まで帰ってきて、今まで行ったことのなかったバーへ初めて。何時ものことながら新規開拓は少しの緊張を伴う。
しかし所詮は(と言うと失礼だが)地域に根付いた店、常連客が大声で喋っており、バーテンはその会話を回している。
僕の右隣は常連客、しかしその更に右隣は今日初めて来た客らしい。ここで不思議なのはそちらには話しかけるのだが僕には話しかけてくることが無いという現実。
最初に頼んだブルドックのグラスが空になってから10分以上は経っていたと思う。向こうから聞いてくることも無く、常連客と話を続けるマスターに注文するタイミングを中々計れずにいたが、バックバーに並ぶ酒の中からめぼしいものを見つけ2杯目を注文
「バージン15年ストレートで」
若いバーテンが目の前に酒とチェイサーを置いてくれたので飲んでいるとようやくマスターが語りかけてきた
「バージン15がお好きなんですか?」
うぅん。好きだけど、見えた酒の中で頼んだだけなんだな。Virgin Bourbon15が抜けた向こうにはEvan Williams 12yoのネックが。最初から見えていればそちらを頼んだだろう。
ショットグラスが空になると次の一杯としてスレッジハンマーを注文。
3杯飲んで撤収。
因みに注文した3杯はどれもメニューには載っていなかった。そんなものを注文した理由は
- ソルティードックが載っていたからブルドックは出来るだろう
- バージン15発見
- ギムレットが書いてあるからスレッジハンマーは出来るだろう
家に帰ってWeb上で知人と会話をしていると「意外に人情的」と言われた。何故そう言われたかの経緯は省略するが、そのように思われるのは納得いかない。評価なんて他人がするものだ!と常々言ってはいるのだが。
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