2010年8月5日木曜日

無精卵

帰りに夕飯を食べるためにファミレスへ。
ダイエット中なので出来るだけ避けたいのだが時間的な問題もあり妥協。
取り敢えずステーキを頼むが炭水化物無しセットにする。

4人掛けのテーブルが窓際に並ぶ席。隣接する自分の前の席には学生らしき若い女の子の背中とテーブルを挟んでメガネ&髭で小太りなおっちゃんとペンを持ちメモを取っている20代か30代か微妙な女性が視界に入っている。

おっちゃんが若い子に語りかける

「自分が周りの人を傷つけているって思って生きているんだよね?」

なんじゃそりゃー!(え?自己啓発?新興宗教?)
もう聞かずにはいられない。他の客の話声などのノイズにかき消されている会話の断片だけが聞こえてくる。そんな中聞こえてくるおっちゃんの声
「彼は戦士なんだよね?」
(え?)
「ここで死んでしまうことが彼女により深い後悔を与えるという設定だよね?」
(あん?)

僕のトキメキを返して欲しい。何のことは無い。彼女が作ったストーリーへアドバイスをしていただけのようだ。そんな折斜め後ろの客の会話が聞こえてくる

「このキャラクターの設定は…」

どうやらこの店には未来の大物作家の卵が集っているらしい。

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