僕は
B級グルメ
という言葉が嫌い。
いわゆる安くておいしい料理。ラーメンなどはその代表選手のようなものだと思う。
でもね、安くて美味しいものってB級どころかA級やS級なんじゃないのか?と。思うわけです。
高い値段を付ければより良い材料を使うことが出来るし、時間をかけることも出来る。Time is Money時間をかけることが出来るっていうのはそれだけで贅沢だと思うんですよ。そもそも高けりゃ美味くて当たり前だと思うし。
より安い金額でお客さんに満足を与えているのに何故B級と呼ぶのか?僕にはそれが卑屈になっているようにも感じられる。
とは言え、20代の頃だったら嫌いな言葉は徹底的に使わないし、使っている人がいたら食ってかかっていたけど、今は流石に周囲に合わせるというテクニックを覚えたので自分でも「B級グルメ」という言葉を口にすることはあるけど。
取り敢えずここまでの話をまとめると
寿がきやは神
んで、B級グルメって言葉を使う人には勝手な枠組みを作る人もいるんじゃないだろうか?
先のエントリで1万円のラーメンの話を書いたけど、そういう話を聞くと反射的に「ラーメンはチャーシュー入れて1000円まで」みたいな。
こういうランク付けにブレが無ければ気にならないのかもしれないけど、例えば寿司。同じ寿司でも回転寿司で1貫100円や2貫100円で売っているものもあれば、高級な店に行けば大トロ時価で1貫1万なんてのもあるだろう。でも同じ寿司なのにそれは店が違うから別物だと言ったり。同じ寿司じゃん。蕎麦屋やパスタも値段の幅は広い。
そもそも寿司や蕎麦なんて元々ジャンクフードでしょ?
だったら高級なラーメン屋作ってそこが1万のラーメン出しても別にいいんじゃなかろうか?
何故B級グルメ扱いされている食べ物の高級店が出来ると過敏に反応されるのだろう?
例え1杯1万のラーメン屋が出来て繁盛したからといって、今あるラーメン屋が軒並み高級志向になるとはとても思えない。だから僕らの生活は変わらない。
短絡的な話になってしまうけど、客には選ぶ権利があるんだから、気に入らなければ行かなければいい。
僕は値段なんて店が勝手に付ければいいと思っている。客は満足できなければ2度と来ないんだから。
残念ながら、1回食べなきゃ判断できないから1回目は「損した」と思う羽目になるかもしれない。この点はどうしようもない。
味に倍率を付けるのは難しいけど、2倍の値段を払って2倍の満足が得られなければ自然と足が遠のくものだから、何も問題は無いと思うんだけどね。
そういえば以前テレビで1杯15000円のラーメン(フカヒレ姿煮が入ってるもの)が紹介されていたことがあるんだけど、何故あそこは騒がれないのだろう?
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