2014年7月9日水曜日

地鶏で一人

日曜の夜のことである。

夕飯を食べようと松戸駅近辺をうろつき、宮崎地鶏屋へ入った。
2階にある店内の様子は道路からわかるはずもなく、階段を登って店内を見てみると結構盛況。

席はほぼ埋まっており、カウンターが空いていないということで、テーブル席へ案内された。
案内された4人席は角のテーブル。壁を背にして座ると店員さんが空いている席の皿と箸を片付ける。すると、正面のテーブルの6人客の女性が何度もこちらを確認してくる。
まぁねぇ、他のテーブルはほぼ定員で埋まってるところに一人客は違和感あるわなぁ。
だが、この時点では右隣の6人席は空いていた。それがまだ心の救いになっていた。が、暫くするとそちらも若い男女で埋まる。
向かいも右隣も若い男女。しかも、どちらもカップルのグループという感じではない。軽い合コンみたいな感じだ。

これは何の罰ゲームだ?無論お店側には何の責任もないし、一緒に飲みに行く知り合いを住んでいる土地で作れない自分の責任なのだが。
しかし、こういう状態だと、お店側のサービスがかえって心に堪える。

さて、サービスも良かったし、出てくる料理も美味しくて、特に地鶏の炭焼きは好物だし、食べられて満足した。焼酎も充実していて、お店には何の問題も無い。問題は自分が一人だったということだ。

「そうだ、友達をつくろう。」

その後、いつものバーへ行き

「松戸に友達作ろうと思うんだけどね」

と、話をすると

「うちでは止めて下さい」

と何とも素っ気ない返事。

辛いねぇ。

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