2012年9月4日火曜日

覗きの心理

先日、日本IBMの元社長がスカートの中を盗撮して捕まったらしい。
随分前だが、どっかの大学教授も鏡で覗いて捕まっていたような。

この覗きの心理が気になる。

まず一つ、覗きはあくまでも見るだけである。触ることもなければ、それ以上のこともない。相手に気付かれたらアウトだから、興奮するのは自分だけ。つまりインタラクティブ性もない。
このこと自体は、人それぞれで、「バレない興奮」もあると思うからいいけど、肉体的な快楽の絶頂を求める、僕のようなタイプは覗きでは満足できないだろう。

で、この覗きであるが、特にスカートの中を覗くという行為に悦びを感じるタイプの人は、どこでテンションが上がるのだろう?そりゃ人それぞれだとは思うけど、恐らくは、顔と服装を見て、勝手にパンティーを想像して、その通りなら「してやったり」と思い、興奮したりするんだろう。
では、その想像と違っていたら?
例えば、おっさんが覗きでターゲットが女子高生だとする。

  • ベージュのパンティだったら
    「オバハンじゃねーんだよ!」
    と怒るのか?
  • 黒のパンティだったら
    「この遊んでる女がー!」
    と怒るのか?
  • 履いていなかったら、
    「わかってんのかコラー!」
    と怒るのか?
僕の今の疑問は、この、もし履いていなかったら?なのだ。
僕は、スカート女子がパンティーを履いていない確率を知らないが、恐らくはレアケースだろう。普通に考えたら「当たり」を引いたと思えるような気もするが、パンティーを見たいおっさんからすれば、それは「外れ」かもしれない。
なんせ、スカートの中を覗く行為と言えば大概エスカレーターなど。移動があり、広範囲に見渡すのが困難な状況である。ましてスカートの中の秘境。灯り無き谷である。じっくり見えるとも思えない。
ともすれば、覗きオヤジからすれば、単なる痴女と遭遇しただけとなってしまう。可憐で清楚な女子高生の破廉恥な裏の顔を垣間見た時、おっさんの道徳心は、女子高生に対する怒りとなるのだろうか?

こんなことを二日ほど考えていて、自分が本当にバカに思えてきた。

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