だがそこまで行きたかったわけでもない。
そして金曜日の夜、遂に行ってきた。
女の子が目の前で寿司を握る。言っちゃえばそれだけの店なのに、僕らがいる間はほぼ満席状態。当然客の入れ替わりがあってのことだ。
類似店が他に無いのだろう。一人勝ちなんじゃないかな?
しかし、メイドカフェのアフターかメイドバー同伴と思われる客もいたし、秋葉原のエコシステムは見事。
事前に「寿司懐石」を予約。人生初の「寿司懐石」なるものを食べた。今までに寿司でコースっぽいものを頼んだことが無いからなぁ。
それもこれも刺身を食べるようになったのが30過ぎなので、僕の寿司エクスペリエンスは10年程度、同年代の人に比べたら3/4。だから寿司の頼み方もロクに知らないのだ。
寿司懐石で出てきた料理はこんな感じ
- 小鉢(コハダ?と大葉を和えたの)
- 先付(ホタテとワカメの酢の物と自家製塩辛)
- 刺身盛り合わせ(中トロ、ヒラメ、鯛、カンパチ…かな?)
- 茶碗蒸し
- さんが焼き(なめろうを大葉に挟んで焼いたの)
- カブトの煮付け
- 寿司4品(赤貝、穴子、中トロ、大トロ)
- 味噌汁(白)
- デザート(パンケーキ)
店の造りで目を引くのが、目の前にネタケースがないこと。握る分だけ切られたネタを奥から持ってくる。奥にネタを切る役目の人がいるのだろう。性別はわからんが。
握っている姿がよく見えるし、客の前に出るのが女の子だけなので、防犯上でもこのカウンターに包丁がないシステムはいいかもしれない。斬新。
キャバクラ的な雰囲気?いや、もっとライト。メイドカフェ?メイドバー?的な雰囲気を和のテイストで楽しみたいのであればアリかな。
味を問うのは愚かだろう。
一応残さず全部食べたが。
煮詰を塗る穴子にすらワサビを使っていたのは驚き。江戸前ってそんなもんなのかな?
「美味しいものが売れるわけじゃない、売れるものが美味しいんだ」
と言っている外食チェーンの創業者がいる。僕はこの言葉を見たとき(なでしこ寿司に行く前日)に目から鱗が落ちたような気分だったが、今となってはその言葉に対してこう言うだろう
「No!」
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