2010年6月20日日曜日

45キロの中春

ダイエットの基本は運動である。食べないという手もあるが、そんな不健康なのは却下。
断食修業はちょっと興味あるけど

丁度昨日修理に出しておいた時計が戻ってきたとヨドバシカメラマルチメディアアキバ(要は秋淀)から連絡があったので、自転車で秋葉原まで行ってみた。ルートを調べてみると、国道6号を走れば良さそうだ。幸い曇りで降水確率は30%程度。

思い立ったが吉日。自転車のチェーンに油を挿しタイヤの空気を確認しメーターをセット。おもむろに走り出す。
しかしまぁ普段全然運動をしていないこの身。松戸を出たあたり、距離にして5km程度の場所で全身に疲労が襲いかかる。
「金町から電車に乗ろうかな…」
そんな考えが脳裏をよぎるも、そんな情けないことは出来ない。

幸いその後10分も走っているとだんだん楽になってきてゆったりとしたペースで快適に走り続けられた。怖いのは松戸~向島まで。向島のあたりまで行けば浅草も近いし、大体秋葉原までの場所はわかる。浅草から秋葉原までは以前歩いたことがあるし。

僕にはすぐ脇道に入ってしまうの悪い癖があるんだけど、なんせ土地勘が全然無い上に名古屋と違って東京は道がまっすぐじゃない。ヤマカンで走っているとロクでもないことになるのはわかりきっている。自分の好奇心を抑制するのが一苦労。
でも向島あたりまでくると抑えられない好奇心を駆り立てるアレがあるわけですよ。そう、コレです。
ほぼ真下から撮ったけど、近くで見るととても300mもあるように見えない。なんか東京タワーの方が高いんじゃないの?ってくらい。

その後混雑する浅草に自転車で進入。アホだ。どう考えたって人ごみの中自転車なんかで行っちゃいけないに決まってる。
そうこうして秋葉原。時計を受け取り、今井美紀の2枚組ベスト盤を買いそそくさと撤収。初めて電気街を自転車で走った。ここも自転車で走るような場所じゃない。
その後上野へ。定期券で上野駅に入りアクエリアスをSuicaで購入して出てくる。別にコンビニでいいじゃん。

あとは帰るだけなんだけど、折角都内へ初めて自転車で来たんだからちょっと回り道を。
まずは入谷の太田ハムの場所を確認。今度ベーコンを買いに来ようと思っているので、事前に場所を確認するなら自転車の方が好都合。その後はいつも飲んでいる三河島。普段は駅とバーの間、僅か数十メートルしか動いていないので、今まで行ったことのない方へ。京成線新三河島駅の場所を確認するつもりだったのにすっかり忘れていた^^

そしてその後、山谷へ。交番の横の路上でおっさんが寝てるのに警察は気にしていない様子。恐らくこれが日常なんだろう。そして商店街の中を自転車で走ったけど、とにかくこの辺は日雇い労働者のおっさんが大量に道端にいる。日本の中の異世界。庶民の味方を気取ってる政治家や経済評論家の人たちはこの街を見たらどう思うんだろう?

で、山谷まで来たんだし、次は吉原。うぅん。凄い。金津園の比じゃないでしょ?街中風俗店。これまた日本の中の異世界。

その後向島から国道6号を走り松戸まで戻ってきた。ペースを乱すと絶対明日筋肉痛と思っていたのに、ちょっと早そうな自転車が横切るとつい心の奥にある走り屋魂(レーシングスピリッツ)に火がつく。頑張っちゃうんだな~。

結構快調に走っていたのに家に着く1kmほど前で急に疲労が来た。頑張って帰ってきたけど、しんどかった。

家に着いたら酸素補給。幸いうちの空気清浄機には高濃度酸素を出す機能が付いているので、それで補給しておけば明日がキツいことは無いはず。

さて、このエントリのタイトルが42キロの青春という歌のパクリだと気付いた人は結構ディープなさだまさしファンでしょうね。

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