20代の頃から30代前半までは「ずっと技術者」と思っていた。
最近漠然と
「この先どうするかね~」
と考えた時に、
- 人に感謝される
- 人の為になる
仕事がしたいと考えてしまう時がある。具体的に「何」というのは無いのだけれど。
そのような仕事は確かに素晴らしい。
が、問題は動機だ。
今の僕の場合、多分自己満足の為にそれをしたいと思っている。要するに「そんな僕って素敵」を感じたいと。
幸いなことに、この不況の中でも何とか仕事にも恵まれ生活も出来ている。心にできた余裕が変な方向に向いているような気がしてならない。
同様なことを言い出した人の話を聞いたことがある(その人の場合40過ぎてから突然「医者になる」と言い出したらしい。理由は同上)が、その話を聞いた時の自分の感想は「イタイなぁ」だった。
大体人の苦手なこと、聞かれたくないであろう事を直接口に出し、先方が額に出た汗を拭く姿を見、「ダイエットに貢献できた」などと思いながら満足気に河豚を頬張る様な人間にそんな殊勝なことが出来るなどと思う事がおこがましい。
しかし、不思議なことに経験を積みゆとりが出来ると、そんなことがふと脳裏をよぎるようになるという事を実感する昨今。
今の仕事の契約6月までしかないのにね。
写真は近所の松戸運動公園で開き始めた桜。
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