午後は早めに撤収。以前リンカーンでダウンタウンの松本人志が紹介していた鳥久の弁当が気になっていたので蒲田まで足をのばした(実は2度目、以前は買えなかった)。
その後上野へ。上野駅からかっぱ橋まで歩いていると前から自転車に乗った警官二人組が通り過ぎていく。その片方の警官を見て「たるんだ体してるなぁ、あんなんで大丈夫なんだろうか?」などと思ったのが悪かったのか、引き返してきた警官に職務質問をされた。
警A: すいません、荷物を見せてもらえますか
僕: え?僕怪しいですか?
警A: アーミーナイフなどを持っている可能性があるので、リュックとか大きなかばんを持っている人は確認させてもらっているんです。
断るのも変な話なのでリュックを開けて中を見せる。
僕: 残念ですね、昨日だったら包丁持ってたのに
警A: え?何の仕事をされているんですか?
僕: ただの会社員です。
警A: 何故昨日は包丁を持っていたのですか?
僕: 引っ越したばかりで包丁が無かったから買ったんです。
警A: 包装された状態ですよね?それでしたら問題ありません。
そんな会話をしながらリュックの中身も確認される。そのときふと、道路沿いにある店を見ると店員さんとお客さんがこちらをしげしげと眺めているのでそちらを指差し
僕: たまらないなぁ、そこの店の人からじろじろ見られてますよ
警A: すいません。
当然その店員さんとお客さんはサッとこちらから見えない場所へ去って行く。
その後リュックの中にあるペンケースの中身やらDSのソフトを入れているケースやらを調べられる。
さて、ここで僕も気付くべきだった。DSのソフトケースに凶器なんて入るかい!ってことに。
恐らく大麻、麻薬や覚醒剤を疑われていたと考える方が自然だろう。
警A: 財布も見せていただけますか?
僕: 身分証明書も見せたほうがいいですよね?
財布を出し自分で財布の中の住基カードを出した上で財布を渡す。警官は財布の中のポイントカード等をぱらぱらめくり確認している。
どう考えてもそんな所(財布)にはアーミーナイフどころか十得ナイフすら入らない
一通り見終わって納得したであろう警官に
僕: 納得していただけましたか?では警察手帳を見せてください。
ちょっと顔色が変わったが二人の警官は文句も言わず見せてくれた。
警B: xxxです
警A: xxxです
僕: 本来であれば警察手帳を先に見せるべきだと思うんですけどね。
警A: すいませんでした。
さてこの一件、僕にしては珍しくそれほど怒ってはいない。例え1%でも「怪しい」と思った人がいれば警察官は念のため職務質問すべきであると思ったからだ。
警察官に怪しいと思われる目つき顔つき挙動をしていたと思うと悲しいが
ただ一つ気に食わないのは、怪しいと思った本当の理由を言わないことだ。これは不誠実であろう。ナイフ所持が懸念点であれば上記ペンケースや財布まで見る理由は無かろう。それらまで調べるのであれば道行く人全て調べなければおかしい。やましい所が無い人に時間を取らせ調べるのであれば本当の理由を述べるべきだ。確かに「麻薬をやっていそうに見えたので」なんて警官が言おうものなら大変なことになると思うけど。
余談だけど、もう10年以上前に大麻の売買がされていると噂のある場所の近くを通ったときに外人に声をかけられたことを思い出した。やってそうと思われたんだろうなぁ…当然無視したけど。
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