最近の自動販売機は電子マネーで買える。駅の自動販売機ならSuicaなどで買えて便利だ。
今日、出社するとき、駅の自動販売機で電子マネーで買おうとしているおじさんがいたんだけど、そこでふと気付いたことがある。
そのおじさん、電子マネーをタッチしてから商品ボタンを押していたのだ。当然買える訳が無い。
商品を選択しなきゃ幾ら電子マネーから引けばいいのか自販機にはわからない。
最初は
「何やってんだかな~」
と思ったけど、冷静に考えたらこのおじさんの行動の方が自然(というのもちょっと違うか)。だって今まで現金で買う時には「先に金を入れてから」商品ボタンを押して購入していたのだ。電子マネーで順序が逆になってしまった。だから勘違いされても不思議じゃない。
で、そこで思ったんだけど、そもそも一々電子マネーを読み取り機にタッチさせるのが無駄な行為なんじゃないか?無線でその人のかばんに入っている電子マネーと通信して支払い出来ればいいのに。
ただ、単に無線通信だと、近くに人がいると別の人の電子マネーからお金が引き出されるかもしれない。これはマズい。無線で通信する電子マネーと購入する個人を結び付ける必要がある。つまり個人認証を行わねばならない。
だが、これも問題解消できる。自動販売機で商品を買う時には必ずボタンを押す。だったらボタンに指紋認証ないしは静脈認証を入れておけば個人が特定できる。全ての商品ボタンにそんなの入れたらコストがかかるというなら、商品ボタンで商品を選択して購入ボタンを押して購入という方式にすればいい。これなら認証装置は1つで済む。
なんてことをそのおじさんを見ながら考えていた。もうひとつ
「俺が待ってるんだから早く買えよ」
ってなことも考えながら。
さて、先のアイディア。今の時点で個人情報保護だのコストだのの前に問題がある。それは給電。
お財布携帯なら問題ないが、単なるカードの場合カードに電池を入れるなどの対応が必要になる。それにしても電池が切れたら使えない。
中々実現できてナイスだと思えるアイディアってのは出てこない。
2011年8月10日水曜日
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