2010年12月12日日曜日

店のいる仕事

「最近は生鮮食品も通販で買えるんだ。すごいなぁ~。もうずっと家にいてもなにも困らないんじゃない?」
先日ふと思ったのだが、これ、冷静に考えてみればずっと昔からヨシケイとかがやってる。注文がネットで出来るようになっただけ。家まで来ることは無いが生協は家の近所まで来てくれる。
まぁ、それはともかく。

今の時代店でやらなきゃいけない商売って何があるんだろうね?
服や靴のオーダーメード?でも寸法測りに来てもらって布地のサンプルを見せてもらえばいいよね。
ただ、人に家まで来てもらい寸法を測ってもらうのは店以上にコストがかかるだろう。それならば自分で寸法を報告して紙でできたサンプルを送ってもらい、サイズを確認して作ってもらうということも出来るだろう。紙のサンプルと共に布のサンプルも送って布地の指定をしてもらえばいい。

こうやって考えていると本当に店の必要な仕事ってかなり少ないんじゃないか?と思えてくる。
ただ、確実に必要だと思えるのは外食産業。
但し、最近ではファミリーレストラン等はデリバリーを行っているのでこのような店は論外。まぁこれだって下町のラーメン屋や寿司屋はずーっと昔からやってる。僕が思っているのはそういう店よりもっと内装や接客サービスの良い店。
内装や食器にこだわり特別な空間を作っている店は料理はもとよりその外装・内装・食器などが作る雰囲気や接客サービスも含まれるので、これはそうそうデリバリーできるもんじゃない。
そういう特別な演出が無い飲食店も、ある程度淘汰された後手堅く残ると思う。たまには人と話をしながら飲食したい。後片付けはしたくない。若干のコストを払っても重宝する。これは僕が一人暮らしだからそう思うのかもしれないが。

あとは銭湯とか。殆どの家に風呂のある昨今でもスーパー銭湯は幾つもある。

ところでピザやカレーなどのデリバリーは幾ら以上で送料無料となるが、これは1件単位でデリバリーを行う事からコストが上がってしまうのではないだろうか?
もし、30分、1時間単位にデリバリー便を出し、便時間指定でデリバリーを注文するようにすれば、複数件を一回の配送で済ますことができ、結果的に1個の注文から送料が不要になり顧客の支払いは減り、店側としてもデリバリーコストが減るしいいんじゃないかな?
欠点は30分以内とはいかなくなることだけど、これは料金と引き換え。

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