2012年5月15日火曜日

犬の色気

まぁ、このテーマ犬じゃなくてもいいんだが…

「犬が何を考えているか」
などと書かれている本が出ていたりする。ところで、人間は考えるとき言語で考える。マルチリンガルな人はどうだかわからんけど、大概母国語で考えているはずだ。
そこで犬である。彼らに言語たるものがあるのか?脳内で
「わわわぅんわん」
などと考えているのか?魅力的な犬がいたら
「わふぅ〜ん」
と脳内で思っているのか?
全く謎である。

ところで、人間の女性はやはり男性とは違う。やたらボディラインを強調し、腰から尻のラインがくっきり出るようにしつつヒールを履いて
「私、ケツ」
と言わんがばかりに闊歩している女性がいる。男でもクネクネしている奴はいるが、あの域まで到達しうる者は少なかろう。IKKOくらいか?

昔から、犬って顔見ても雄雌わからんし、そもそも美形とブスもわからんと思っていた。だから顔で相手を判別するなんて無理無理(犬同士なら分かるかもしれんが)。とかく犬が相手の後ろに周り匂いをかぐのも、そう見せかけて性別確認しているという疑惑すら僕の中にはあった。

そんな考えを普段から持っていると、犬を見る目も変わる。あ、自分が獣姦したいとかそんなんじゃないです。念の為。
先日、たまたま雌の柴犬が前を歩いていたので観察していたら、小さく尻を振り振り歩いている。
「あぁ、人間と同じだったのか」
目から鱗が落ちた気分だった。

パッと見てわからなくても性別特有の身のこなしがあれば相手に性別がわかる。色っぽく歩く雌犬を見て雄犬は欲情するのだろう。心の曇が晴れ青空が広がった気分であった。

数日後、同じように歩く雄の柴犬を見て、解決したはずの疑問はリセットされた。

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