2009年11月3日火曜日

ネタだか何だかよくわからない

今はそうでもないけど以前は仕事柄人様の作ったCGを見たりすることがあった。中には数百万するソフトを個人で購入しフリーソフト顔負けのチープなCGを作っているのを見たことも。
今のように個人でも信じられないほど素晴らしいクオリティのものを出してくれる人が山ほどいてそれをタダで見られる環境があってもそこいらのソフトを使いデフォルト設定で作った作品以下のものを出して「CG作ってます」と平然と言うことができる人を見たときに「将来有望」と思うのは僕が屈折しているからなのだろうか?
# 何故将来有望と思うかといえば外部に左右されない普遍性をその人が持っているから

CGに限らず音楽でも僕らが生業とするプログラムでも、デジタル化してネット上で作品を公開することが可能なものにおいて無償でプロ顔負けのものを出している人たちが山ほどいる以上自分の生活の糧をどのように得ていくか真剣に考えなければならないと思うことがしばしばある。
下世話で申し訳ないが結局のところ確実な有償需要を見込む事が出来るのは原始的な欲望へのサービスになってしまうのかな?と思う。その不安が将来飲み屋をやりたいという安易な発想になったりするわけだ。現実逃避といえばそれまでだが中国やインドに出せば僕より優秀な技術者を1/3の金額で雇うことが出来たとしたらどうしようもないだろう。

ちょっと脱線気味になってしまったけど難しいことを話すつもりはない。以前雇っていた絵描きが辛口で且つ中々のスキルを持っていたので彼の影響で気になるだけのこと。未だに自分が「このキャラクタビタミンE足りないんじゃない?」と思うような絵を見れば真顔で不機嫌になるだけのことだから。
お絵描きソフトを数時間いじれば作り方がわかるようなCGでプロ気取りとか自分では理解できないし、骨格がおかしいと思うような手描きも理解できない。趣味でなら下手だろうが気にしない。プロだったり人様の金や時間を遣わせるような真似をしたならその責任を負う必要があるよねと思うだけ。あくまでも僕の個人的な意見として「他人に金と時間を遣わせる」事に抵抗がるから。
なんでこんなこと書いたかっていうと「それ僕でもShadeでテクスチャ無しで作れまっせ」というCG作家を見てしまったから。

なぁ~んて、冗談冗談

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