2009年12月14日月曜日

説教臭いけどね…

知人が4人で会社を興すから相談に乗ってほしいと言われ横浜まで。
途中風呂に入りたかったので、10年ほど前に新横浜のカプセルホテルに泊まった記憶を頼りに新横浜まで行ったのだけど場所が全く思い出せない。仕方なく携帯で探し当てたサウナへ寄ったんだけどここが中々味な店。ほぼ銭湯。

会社を作る相談となれば「どんな書類が必要か」とか「運営していく上で注意すること」などの話になるかと思いきやそれ以前の問題。僕の考だと会社を興すとなればまず目標があると思うんだけど、明確な目標は無いらしい。そもそもどんな仕事をするか決めていないようだ。
僕らの場合受注で仕事をするか自分たちで何かを作って販売するかのどちらかになると思うんだけど、どちらのタイプの会社にするのかも決めていないみたい。どこから話せばいいのか…結果30代二人が会社を作ろうとする20代に説教をするだけになってしまった。

ただ、この会社を作ろうとしているメンバーは若いけれどかなりスキルの高いプログラマ集団なのだ。僕としてはその技術を売ることができる環境を整えなければ自分たちで会社を作る意味は無いと思うのだが本人たちは「会社を作る」という事で頭がいっぱいになっているのか「作った後どうする?」まで考えられていないみたい。どっかの会社から仕事をもらって出向ないしは持ち帰りで仕事をするにしてもそこに自分で会社を作る理由は見出しにくい。リスクが増える代わりにちょっと給料が多くなる程度だ。

基本的に応援はしたい。だけど時期尚早に見えればそれは言ってあげるべきだと思う。
とはいえ人間必死になると考えられない力を発揮したりするものなので勢いで会社を作ってももしかしたら上手くいくかもしれない。決めるのは自分たちなんだから「やる」と言うならそれ以上反対をすることもないけど先ず足元を見てから判断してもらいたいと思う。

どうなるんだか…

そういえば設立メンバーに一人女性がいるのだが、彼女が一番真面目に会社設立を考えているような感じ。正直なところ彼女が社長でほかの人を引っ張っていってくれるならもう少し安心できるだろう。だからなのか彼女自身も技術の仕事をしたがっているのに僕の中で勝手に「彼女が仕事とお金を回す」という考えが回ってしまい彼女を除いた他の3人にばかり「どんな仕事をしたいのか?」といった話をしてしまった。彼女に対して実に申し訳がない。

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