2012年3月6日火曜日

忘れぬ名前

twitterで「徳川15代将軍の名前は覚えられないのにうんちゃら…」ってのが流行ってる。
高々15人の名前、それも全員名字は同じなんだから下の名前だけ覚えればいいのに、15代覚えてる人は少ないようだ。
かく言う僕も家康と吉宗くらい。

さて、本人の印象はさして強くないのに、何故か名前だけは覚えている人というのがいる。
学生時代のクラスメイト、大して売れもせず消えた芸能人など。何故か名前だけ覚えている人がいる。
恐らくはその名前自体にインパクトがあるもしくは語感がいい。
僕にとって前者は元おニャン子クラブの「山本スーザン久美子」、後者は「カトル・ラバーバ・ウィナー」(アニメキャラだが…)。まぁ前者にドラマキャラを入れていいなら「ベス・グリーン・高木」も入るのだが。
もはやその顔を思い出すことも出来ず、どんな立ち位置だったかもわからない「山本スーザン久美子」。だが、その名前だけは僕の海馬に強く焼き付けられ、ボケるまで、もしくはボケても忘れることはなかろう。
顔は全く思い出せないが…

で、こんなことを書いたおかげで思い出したことがある。
先日サウナに行ったとき、「デンジマン」の歌を歌っていたじいさん。
70くらいだと思うが、鼻歌で
♪いそ~げェ~ でェんじまァ~ん でんじすぱ~くだァ~
反響する風呂場で上機嫌に歌うのはいいが、サビ以外の歌詞は間違っていたし、大して上手くもない。スパークという歌詞と裏腹に光は鈍そうだ。

確かに、先の名前と同じく、何故か耳にこびりついて離れない歌というものもある。
あのじいさんは何故そんなにデンジマンが印象に残ったのだろう。
かく言う僕も頭蓋骨の裏側に歌詞カードを貼られたように脳裏にこびりついている歌は何曲かある。それは好きとか嫌いとかと関係なく。
あるタイミングで何故かホイットニーが「♪えんだぁ~あぁ~」と歌いだしたり、氷室京介が「♪ Virgin beat higer and higher」と歌いだしたり。何故こびりついたのかはわからないけど、ファンというわけでもない僕の頭にそれだけ印象に残っているということは、それだけ記憶に残りやすい名曲ということなんだろうな。

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