2011年1月18日火曜日

やはり悪人でいたほうが良かったんだ

中村天風のほんとうの心の力という本を読んでいるんだけど、非常に気に入った一説があった。
そのまま引用すると問題があるかもしれないので要約すると、
自分の周りには悪人しかいない。何故なら何か事が起こると皆「私が悪かったです」と言うからだ
僕は以前から自分の責任にしてしまえば自分で解決できるからそっちの方がいいと思っていたんだけど、同じように考える人がいてほっとした。

随分前にある人に「自分のせいにしておいた方が楽じゃん」と言ったら「そんなの負けを認めてるみたいなものだから俺は絶対自分の非は認めない」と言われたことがある。その時はそんなちっちゃな勝ち負けどうでもいいじゃん…ってのが正直な感想だったけど、何かの記事で自分のせいだと全てを溜め込む人は鬱になりやすいというのを見たりして、自分の正義感で判断して相手が悪いと思ったら相手にそのように言った方がいいんじゃないか?とも思うようになっていた。

しかし、前述の一説を読んでやっぱり「自分が悪いって言ってその場を収めたほうがその事柄を自分で解決できるしいいよな。」と改めて思えるようになれそうだ。
もっとも、いつも全てにおいてそう出来るほど人間は出来ていないけど。

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