2011年12月14日水曜日

シャンデリア



今、恐らく僕が子供の頃に想像していた21世紀と比べてたら、全然進化していない。
21世紀になったら(確か2005年くらいだったかな?)石油が枯渇すると言われていたけど、そんなこともない。80年代くらいには氷河期が来ると言われていた記憶があるけど、今は温暖化が問題になっている。

恐らく、70年代や80年代に想像していた世界より、大幅に進化しているのは携帯電話とインターネット。あの頃は皆が自分用の電話を持つなんて想像していなかったし、世界中がネットワークでつながる事も想像できなかった。実際、その頃の映画や小説でも予言しているものはほぼ無いだろう。

携帯電話の普及、進化にインターネットは欠かせなかったと思うし、インターネットの普及にも携帯電話は欠かせなかっただろう。この世界を変えた二つのモノは相互補完関係にある。携帯電話がお話ししか出来なきゃ今ほど利用されていないだろうし、どこからでも携帯電話でアクセスもできるから、インターネット上の様々なサービス、コンテンツも進化した。


さて、そんなインターネットや携帯電話を除くと、80年代というか90年代初頭くらいか?僕が社会人になった頃から、本当に社会的に進化していると思えるものが少ない。思い当たらない。勿論流行り廃りはあるから、目に見えて違っているものもある。でも、本質的にそれほど変わったと思えない。

変化が少ないといっても、変化しているものもある。その一つが車の嗜好。
80年代、90年代の若者にとって車は代表的な娯楽の一つだった。スポーツカー、スペシャリティーカーの種類は今より遥かにあったし、セダンやRVも個性的なものが色々あった。実際僕の同年代の友人の9割は免許を持っていたと思うし、5割以上は自分の車を買っていた(名古屋だからか?)。
だが、今は「若者の車離れ」なんて言われるように10代後半、20代で車に興味を持つ人が以前より減っている。そして車の多様性も無くなってしまったように思える。今は「遊ぶにはまず車!」とか「モテるにはまず車!」って感じでもないのだろう。

あの頃は内装にも個性が光っていた。その代表格ともいえるものが水中花シフトノブだろう。
あの頃よりやや高額な気がするが、幸い今でも水中花シフトノブは売っているようで、これを装着すればいつだって心はあの頃に戻ってノスタルジーな気分に浸る事が出来る。

そう、あの頃。忘れもしない。ある人の車に乗ったらセンターコンソールに光るものが…
透明なシフトノブの中で光ファイバーが放射線状に花火のように広がって、柔らかなスカイブルーとグリーンの中間色で光っている。キレイ…言葉は出なかった。「いいだろ?これ」とかagreementを求めて欲しくなかった。

因みに今でも個性的なシフトノブは売っていて、これは僕が以前見かけた気泡の入ったシフトノブ。

キラキラ光ってとってもキレイ。



さて、そんなオシャレシフトノブとセットで親しまれていたものに自動車用シャンデリアがある。こちらは本当に最近見かけない。長引く不況がそんなセレブリティアイテムを衰退させたのかもしれない。そう思って諦めつつ何気に検索してみたら…
いやぁあったあった。それもスワロフスキーとか。懐に余裕も出来始めた同級生にでも勧めてみようか。

因みにオシャレシフトノブとシャンデリアも補完関係にあり、オシャレシフトノブをしている人に「シャンデリアも欲しいですよね」と言うと、大概同意を得られる。

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