2014年9月26日金曜日

攻殻機動隊と高級AV

攻殻機動隊を観ていた。その時、ふと思った。

「こいつらって、オーディオデータを直接送れるんだから、音楽を楽しむときスピーカーいらないな。」

そう、スピーカーというか、音を出す機械がいらない。脳に、アナログ変換した信号を直接送れる。空間で発生するノイズを一切カットできる。こんな世界が実現したらそれこそ高級オーディオメーカーは崩壊する。まぁ、デジタルデータを脳に送るアナログ信号に変換するDAコンバータに高級オーディオメーカーが入り込む余地はあるが、入り込める場所はかなり狭まる。

「うわぁ、こんな世の中大変だわ。だけど、恐らくライヴ版をほぼ会場そのままのベストテイクで聴けるぞ。そう思うとワクワクだ。」

そう思っていたのが昨日。
ようしたもんで、音に気が行ってると、脳が遥かに能力を使っている「映像」に気が行かない。今日になって映像にも気が行った。

「え?冷静に考えてみたら、映像だってそうじゃん。」

攻殻機動隊の世界になったら映画館に行く必要無いじゃん。「目を盗んだ」なんて行為が普通に行われている世界なら、大スクリーンで観ている環境を自分の脳に送り込むことなんて楽勝で出来る。しかも、音だってノイズレス。生々しいサラウンド。

あぁ、そんな世界になったら、ライヴの形態も変わるのかなぁ。
どっちにせよ、高級オーディオ&ヴィジュアルの商売は成り立たなくなりそうだな。アダルトビデオも生体験と同じようなものになりそうだが。



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