2012年7月12日木曜日

自家製パスタ

先日初めて入ったパスタ屋にて。

トマトソースのパスタを注文。
ちょっとしたサラダが付いて700円。パスタとしては普通の金額か?
で、食べ始める。
麺を口に入れて普通の乾麺じゃないことは分かった。やや固めでモッチリ感少しあり。
トマトソースは自家製。潰れたトマトが入っていたが、ホールトマト缶のものじゃない。既成品をベースに使っているとしても手を加えているだろう。それはともかく酸味が強い。
そして、具はシャウエッセン的なウィンナーと普通の薄いベーコンを刻んだもの。この具がねぇ…イタリアから日本に心を引き戻す。
(うぅん…700円かぁ…微妙だ。スープかドリンク付けて800円ならまだ…)

なんて食べながら考えていた。


食べ終わってお会計をすると、それまで愛想の良くなかった奥さん(夫婦でやっていて旦那が作っている)が、突然話しかけてきた
店「うちの麺は粉からうちで挽いてる自家製生パスタなんですよ。わかりましたか?」
僕「あ、いえ…」
更に
「ソースも自家製なんですよ」
「あ、そっちはわかりました」
「え?ソースのほうがわかりにくくないですか?」
「既成品だとあんな感じにならないんで」
こんな会話が続いた。

店内ではロクに話しかけることもなく、常連と話をしていた奥さんなのに、結局その後店の外までついてきてうちの店のパスタがいかにこだわってるかを話された。

この人にとって自分が又行きたいと思う店は能書き垂れる店なのだろうか?少なくとも僕は違う。
自分が食べて美味かったとか、接客その他気持よく食べられた店であるとか、そういったことが再度の来店に繋がると思うのだが(安いとか言わずもがなな理由は省く)。

味に対する僕の評価は上述の通り。生だろうが自家製だろうが再度食べたいと思うほどではなかった。
正直なところ僕はトマトソースなら乾麺の方が好き。そういう好みの違いも影響しているんだが、それにしても「じゃあ今度はホワイトソースで」とも思わせない接客をした奥さん。一生懸命なのはわかるんだが、次もまた同じ事をされると思うと二度と行こうとは思えなくなってしまう。

僕が神経質な部分も当然あると思うが、「能書きはいい、食えばわかる」みたいな堂々とした構えで商売をするのはやはり難しいのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿