2012年2月26日日曜日

Old Weller

僕の好きなバーボンの銘柄の一つ。
バーで「バーボンはどんな銘柄を入れたらいいと思いますか?」と聞かれたときに、何種類か挙げる中で、必ず入れる銘柄でもある。



最近バーボンを余り飲んでいなかったため、酒屋でもノーマークだったが、たまたま先日酒屋で見かけたら新しいボトルになっていた。

それがもう…何がOldだ、Antiqueだと言いたくなるほどモダンなデザイン。せめてもの救いは度数が変わっていないことだろうか。
「たかがボトルが変わっただけなら、中身さえ変わっていなければいいんじゃないの?」
と言われたら、それは正論だが、この酒に関してはその一言がちょっと通用しない。
何故かといえば、この銘柄、この名前。ぶっちゃけこの酒、中身はWL.Wellerと変わらないだろうと思っている(が、W.L. Wellerを注文することがないので何とも言えんけど)。ではW.L. WellerとOld Wellerの違いは?といえばこのラベル。そして袋。Antiqueの名に恥じぬよう「わざわざ」汚してあるのだ。
それをモダンな瓶にするならOld Wellerの名を冠する必要もあるまい。W.L. Wellerに統一してしまってもいいんじゃないか?Old Wellerで通すなら少なくともAntiqueは外そうよと。
# 調べてみたらW.L. Wellerもボトルが変わっていたみたいだ

「まぁでもどうせ見つかるさ」
なんて思ってたら甘い甘い。そもそもそこいらの酒屋ではバーボンの取り扱いが少ない。よってこのような銘柄を置いていない店は少なくない。そしてこのような酒をわざわざ置いている店では、当然の如く店頭から旧ボトルは消え新しいボトルになっている。

そしてインターネット。
やっと見つけてみれば既にプレミア価格。といっても幸いなことに(?)倍程度にしかなっていないが…

でもなぁ、どうやらボトルが変わったのはかなり前みたいだ。それを知らなかった僕にも問題がある。

「時代は変わるし会社は時代に合わせ商品を変えるもの」
頭では分かっているし、その辺は合理的に考えなきゃならないと常々思っている。まして相手はアメリカの会社。
頭で分かっていても、思い入れのあるものに納得できない変更が入ると、どうにも感情が揺れ動いてしまうものだ。

2 件のコメント:

  1. Old Wellerに食いついてしまった。。。

    ボトルデザインに関しては、まったく同感。

    酒屋から、デザインが変わるらしいって情報あったので一本だけストックしておいたけど、それも半分ぐらいになってチョット淋しい気分。

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  2. 僕は結局プレミアがついたのを買ってしまいました…
    今後値段は上がる一方なので…

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