2014年1月12日日曜日

未だいるあの路上ミュージシャン達…

先日、秋葉原を歩いていたら、えらく上手い演奏が聞こえてきた。
路上ライヴにしては、演奏がバッチリ合っている。凄い。最初は有線放送でも流れてるのかと思ったが、それっぽくはない。

どこから聞こえてくるのかと探してみたら、実にアホ臭い結果なのだが、路上ライヴをやっている女の子が鳴らしているオリジナルソングのオケだった。

カラオケと生演奏を聞き間違えることなんてそうそう無いんだけど、何故か間違えた。それだけ生っぽかったってことだろう。まぁ、ぼくの耳が悪いだけとも言えるが。

その娘も多分そうだったと思うけど、前から何度も見たことがあるし、ここでも書いたことのある
「サポーター5000人で武道館」
っていうシンガーが相変わらずいる。最近は池袋でも見た。恐らく別人。

誰かがそれで成功したから真似してるなら、(二番煎じ感が半端無いし気持ち悪いが)それはそれでまぁって感じだ。
しかし、そのビジネスモデルで儲かるからどこぞのプランナーがやってるなら、もうその歌手は鵜飼の鵜。
無論、音楽だってビジネスとして成り立つし、それで金を稼ぐのも生活するのもいいと思う。それはミュージシャンであっても、事務所であっても、才能に見合ったというか需要に見合った供給をしているのなら、幾ら稼いでも全然気にならない。

しかし何故だろう?あのやり方は尋常じゃない程気持ち悪い。多分ぼくが「音楽を売っている」というより、「同情を買っている」と感じるほうが強いからだろうな。音楽でお金を貰うというより、そのシチュエーションでお金を貰ってるように見えて仕方がない。言い方は悪いが物乞い。歌う物乞い。物乞いするなら堂々と物乞いすればいいのに、がんばってます感でフィルターしてるのが浅ましい。
そう感じてしまうからだろう。正直、「どれだけ歌が良かろうが上手かろうが絶対に俺はサポーターになど成り下がらない!」という思いしか出てこない。

さて、そんな自分の気持はともかく、武道館。ぼくも年末にライヴを観に行った武道館。名前の割にミュージシャンの憧れでもある武道館。コンサートなら1万4千人以上収容できるそうだ。気になって賃料を調べてみたら、どうやら500万円くらいらしい。
因みに東京ドームだと1700万くらいだそうだ。
この辺の価格との兼ね合いから、損益分岐点も考えて武道館を選んでるんだろうなぁ…あぁ、浅ましい…

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