2014年12月28日日曜日

松戸のタクシー事情@2014末

金曜の夜、松戸駅のタクシー乗り場には驚くほどの行列が出来ている。「もういいや」と歩き出した。

数㎞歩いたところで、お客さんを下ろしたタクシーと遭遇。窓を叩いて目的地を言い、乗せてもらえるか聞いてみる。

「そこは範囲外だからお乗せできないんですよ。」
「じゃあ乗れないですね。」

こんな会話をしてあっさり諦めて再び歩き出したあとに気づいた。恐らくあの運転手さん的には、その距離を*正当な客として*乗せたら旨味がない。だが、メーターを上げずに僕がその距離に見合った金額を払って乗れば移動のついで&丸儲けになる。ただ、はっきりそれを言う訳にはいかないから奥歯に物が挟まったような言い方をしていたのか。
「しまったぁ~、xxx円でoooまでお願いします」
が正解だったのか~!

そして土曜の夜、乗ったタクシーの運転手は半世紀もやっているベテラン。タクシーの運転手がボロ儲けしてた時期を知っている人だ。
聞いてみたら、機械式のメーターだった時には空車の棒を下ろすとき、棒を挟んでおくとメーターが上がらないから、お客さんからは正規の金額をいただき、会社にはメーターの金額を払う。差額は丸儲け。バブルの頃なんかはそんなことをしている運転手がいたらしい。
その頃は、そんなことをしなくてもタクシーの運転手さんの給料は良かったから、飲み屋でもちやほやされたらしい。

昨日の運転手さんが、そんな、バブルの頃の運転手さんだったら、奥歯に物が挟まったような言い方をせずにはっきり言ってくれたのかなぁ~。

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